倫理基準(Ethical Standards)


動物福祉(Animal Welfare)とは

 

アニマルウェルフェア(Animal Welfare)とは、欧州発の考え方で、日本では「動物福祉」や「家畜福祉」と訳されてきました。動物も人間も命あるものであり、感受性を持つ生き物です。人間以外の動物の基本的ニーズ(生理的、環境的、行動的、心理的、社会的)は人間と共有しています。飼育下あるいは人間によって制限された環境にいる動物たちは、これらのニーズを自身で充たすことは出来ません。ですから、人間にはそのような動物ができる限り快適に、できる限り苦痛を受けずに生活できるようにする義務と責任があります。

 1965年イギリスの議会によって成立したブランベル委員会がまとめた、家畜の劣悪な飼育管理を改善させ、家畜の福祉を確保させるために、アニマル・ウェルフェアの基礎をなす理念である「5つの自由」が定められました。現在では、家畜のみならず、ペット動物・実験動物等あらゆる人間の飼育下にある動物の福祉の国際的な指標となっており、世界獣医学協会や世界動物保健機関(OIE)の基本原則ともなっています。

 

 LAID BACK DOGS COMPANYは、「5つの自由」に倣い、犬たちの心身の健康と安全を守り、彼らのより良い暮らしに貢献し、動物福祉に沿った提案をいたします。

 

5つの自由(Five Freedoms)

  1.  Freedom from Hunger and Thirst (飢えと乾きからの解放)健康を維持するため、栄養的に充分な食べ物、綺麗で新鮮な水が与えられている。
  2.  Freedom from Discomfort (肉体的苦悩と不快からの解放)・静かで清潔であり、尚且つ気持ちよく休むことができる、身を隠すことができるなど、適切な飼育環境が提供されている。   
  3.  Freedom from Pain, Injury or Disease (外傷や疾病からの解放)しっかりと健康管理がなされ、痛みや外傷、疾病の兆候があれば充分な獣医医療が施されるなど、救急診察および救急処置の充分な管理が日頃からなされている。
  4.  Freedom from Fear and Distress (恐怖や不安からの解放)精神的苦痛、過度なストレスとなる恐怖や不安が与えられることなく、その兆候があれば原因を特定して軽減に努められている。
  5. Freedom to act our most natural behaviour (正常な行動を表現する自由)・それぞれの動物本来の生態や習性に従った自然な行動を行うことができ、群れで生活する動物は同種の仲間と生活、単独で 生活する動物は単独で生活することができる。

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